かっこいいんだけど、初期不良には注意おすすめ度
★★★★☆
店舗でディスプレイされているのを見て、ひとめぼれしてその場で購入しました。
このほかに、エナメルネイビーのDSLiteも持っていますが、ジェットブラックは大人っぽくて、同価格なのに差がある感じです。
携帯して使用したい場合、見た目は重要なので、この新色をおすすめします。
こういう機械で初期不良品に出会ったことはなかったのですが、今回は、品薄で増産が追いつかない状況が災いしているのかな、と感じました。
というのは、初めから十字キーの操作感の悪さが気になっていたのですが、
手に入りにくいものをせっかく買えたのだからという気持ちと、画面保護フィルムを貼ってしまったので、交換や修理は面倒、という気持ちで、暫く使用していました。
でも、どうしても、ネイビーブルーのものと比べて反応がわるいので、任天堂に電話で問合せたところ、
初期不良と思われるので交換するから着払いで送って欲しい、との返答でした。
画面とか外回りの不良はわかりやすいけど、ボタンやキー、その他機能の不良は使用してみないとわからない。
一台目だと、こんなものかな、と考えたり、自分みたいに多少の不具合には目をつぶろう、とあきらめてしまうかも。
何より、RPGが中断、となれば、一時的でも交換や修理で本体を手放すのは、なかなか難しい。
が、メーカーの対応が速く親切で、
一週間程、と言われたけど、実際には3日目に交換されて返ってきましたので(京都本社の隣接する区域なので、多少早め?)
高価な品物だし、快適に使いたいと思えば、妥協しないほうがいいと思いました。
あたりまえのことだけど、保証書、外箱や中の紙製しきり(送付するときに便利)は、大切に保管しておきましょう。
購入日から一ヶ月経っていないということで、すんなりクレームを受け入れてくれたように思ったので、不具合を感じたら、早めに任天堂に問合せましょう。
良いモノだと思いますおすすめ度
★★★★☆
先日ホワイトに続いて、このブラックを購入しました。まあ、多少は指紋のあとが目立ちますが、外観的にはデザインなどもDSよりずっといいよ思います。
ソフトがもっと多くでてほしいっていう気がしますけど。
大きさも手頃で持ち運びも便利ですね。生のままカバンなどに入れておくと傷が気になるので保護ケースに入れています。suono(スオーノ)というショップのハンドメイド製のケースがこれにぴったりでおすすめです。ゲームぽくなくて。また液晶にはやはり保護シートは必須です。これはオフィシャルの商品(ホリ)だとちょっと高い気がしますが、まあ手軽に使えるのでおすすめです。
不満がない出来
おすすめ度 ★★★★★
○輝度調整が可能な点
4段階切り替えはかなり良いです。暗い場所で高コントラストは疲れますし,日中は明るくしたいものです。バックライトの寿命も長くできて精神的に良いです。一つ難を付けるならゲーム中に設定できれば良いのですが。
○駆動時間
いままでこういう電池ものは「毎日帰ったら充電」が原則だと思っていましたが DSLite は1日3時間程度の使用なら2,3日くらい使ってもまったくバッテリを気にしなくて良いです。某社のフラッシュ型携帯 MP3 プレイヤーは1日3時間再生したら2日で精一杯ですが。
○本体サイズ・重量
これなら毎日持ち歩いても苦になりません。また私は社会人ですがこのデザイン,この色なら浮いた感じもありません。
○操作性
ペンで操作というのは最初違和感がありましたが「えいご漬け」のような文字認識を利用したソフトは DS ならではといったところでしょうか。ボタンの操作は普通でしょうか。"START""SELECT" が小さくて少々押しにくい気がしますが。
概要
2004年12月に発売されたニンテンドーDSの上位モデル。ただしDS、DS Lite共に店頭での品薄が続いており、出荷がDS Liteに偏っているため、事実上の改訂版になっている。
サイズが小さくなった部分と、変わらない部分と、大きくなった部分がある。小さく・軽くなったのは本体。ワイシャツのポケットにも無理なく入るようになった。変わらないのは液晶サイズ。だが本体が小さくなった分、逆に大きくなった印象を受ける。明度の切り替えも2段階から4段階に増え、段違いに明るく、鮮やかになった。
そして意外にも大きくなったのがタッチペン。これで入力のしやすさが増した。なかなかニクい改良である。
本体の小型化に伴ってキー配置なども変更された。十字キーとLRキーが小型化され、電源スイッチは本体側面のスライド式に変更。マイクがヒンジ部分に移動したり、タッチペンも横向きに差し込むなど、細かい修正がなされている。外装も光沢仕上げとなり、全体的に玩具臭さが抜けて、すっきりしたイメージになった。それでいて、耐久性は変わらないのがすごい。PDAなら、こうはいかない。
十字キーとLRキーが小さくなった分、アクションゲームに向かない印象があったが、実際に遊んでみたところ大差はないと感じた。むしろDS Liteの方が、十字キーの誤入力が減った印象を受けたほどだ。LRキーはストロークが減ったぶん、カチャカチャという感じに変わったが、プレイに支障をきたすほどでもない。もっともキータッチは機械の個体差や個人差が大きいので、参考程度に捉えて欲しい。
唯一残念だったのは、ファームウェアの操作系に変化がなかったこと。そのためオプション設定やピクトチャット終了後は、一度電源を切らなければならない、などの使いにくさが残っている。液晶の明度がゲーム中に変更できないのも残念。他に上位モデルというなら、ピクトチャットをカラー化するくらいの差別化は欲しかったところだ。
(小野憲史/1971年生まれ。「ゲーム批評」編集長を経て、フリーライターとして活躍中)